汽車の旅と大きなチェック 製品詳細 サイズ表 日々のお買い物が、
今季のテーマは、「旅」
秋冬の季節の草原を行く汽車に揺られながら、窓の外を眺めたり、本を読んだり。
「シベリア鉄道に揺られて車窓を眺める主人公がまとう服」をイメージした、
大きなチェック柄が印象的な一枚です。
アームホール下のタックや、切り替えのパネル仕立てなど、
一枚で着ることが多いワンピースだからこそ細部のデザインにこだりました。
すらり、Aライン
もも周りは、ゆとりある嬉しい設計ながらも、裾に向かってゆるやかなAラインに広がり、キレイめシルエットに。
着心地にはゆとりがあるので、レギンスやタイツを重ねても着ぶくれしないのが嬉しいポイントです。
両脇にはポイントとなるベルトが・・・!
のっぺり見えがちなワンピースを、ストンと落ちる綺麗なラインにみせてくれます。
後ろの可愛いボタン
後ろは2つボタンがポイントになってくれています。
このボタンを作ってくれているのは
ネパールのカトマンズ郊外のNaikapという地域にある
NepaCraftのクッシーラさん。
のどかな農村の畑に面した納屋に工房があります。
ボタンにはバッファローの足の骨の平たい部分を使います。
骨をボタンの大きさにくり抜き、厚さを整え、表面を滑らかにする加工を行います。
その後茶色い染液で染め、穴をあけたら完成です。
水牛骨から手彫りで作ったボタンは、温かみのある素朴な雰囲気で甘すぎない、大人の可愛さを与えてくれます。
汽車の旅をイメージして
コットン100% ツイルチェック生地
大きめチェックが目をひくこの生地は、汽車の旅で着る事をイメージしてデザインしました。
マハグチならではの表情ある織り生地は、世代を超えて愛される、素朴な美しさがあります。
程よいハリ感と厚みなので、長い季節で楽しんでいただけます。
サイズ
フリー:丈 115cm/バスト 132cm/裄丈 75cm
素材
綿100% ( ツイルチェック生地 / azo染料フリー)
・後ろ首元ボタン開き
・両脇ポケット付き
カラー
オリーブ、ネイビー
ご注意
※濃色はお洗濯やクリーニングの際、色落ちしますので他の物と分けて単独で洗って下さい。
洗濯後はすぐに脱水して干し、濡れた状態で放置しないでください。
生産国
ネパール(マハグチ)
製造販売
(有)シサム工房/京都府京都市
※画像の色が実際の色と多少異なる場合がございますが、ご理解・ご了承をお願い致します。
「マハグチ」は、「トゥルシ・メハール・アシュラム」というネパール最古の福祉団体から生まれました。
今では、ネパール各地の工芸品に携わる1100人の生産者を抱え、その85%以上が女性という大所帯になっています。「フェアトレードとは、お金ではなく人を中心に据えたビジネス。公正な賃金と技術指導を提供できれば、貧しい人々も、自らの人生を切り開くことができる。」と信念をもって活動しています。
【こちらの商品は実店舗と在庫を共有しております】
そのため、ご注文のタイミング、商品数などによりましては
在庫切れ・完売となる場合がございます。
在庫切れの際はメーカーより商品を取り寄せし
できる限り早くお届けできるよう努めてまいります。
ご注文いただいた商品がお取り寄せでの対応となる場合には
メールにてご連絡をさせていただきます。
お急ぎの場合は間に合わないこともございますが
あらかじめご了承のうえご注文をお願いいたします。
環境や社会にどのような影響を与えていくのかを考えて
商品を選んでほしい。
それは、てくてくを始めたときからずっと
わたしたちが伝えているメッセージです。
てくてくは店名に
「オーガニック&エコロジー」
という言葉をかぶせています。
てくてくのコンセプトを表すなら、
「オーガニック&エコロジー&フェアトレード&ヘルシー&サスティナビリティ」
と言いたいところですが、長ったらしくなってしまうので、シンプルに
「オーガニック&エコロジー」
としています(それでも長いッ)。
これらのコンセプトをまとめると
「エシカル」と言い換えられるのかな、と思いました。
「エシカルショップてくてく」。
どうですかね?
ただ「エシカル」という言葉は
まだあまり普及していないようで、
店名のキャッチとしてはわかりにくそう。
それに「ロハス」みたいに、ブームになったものの
消えていくような言葉だったら困ります。
ところで、消費者庁が
「エシカル消費」というキーワードで
普及・啓発活動を行っているのをご存じですか?
「エシカル」とは、
さまざまな社会問題に対して、
環境、社会、人権に配慮する行動を起こして
解決していこうという思想。
「エシカル消費」は、身近なお買い物を通して、
地球上に生きるみんなが暮らしやすい社会を
つくっていこうというものです。
近頃は全国の自治体でも
「エシカル消費」の取り組みをすすめています。
今までも、オーガニックな食品を選んだり、
合成洗剤ではなく石けんを使っている方もいらっしゃるでしょう。
オーガニックの食べ物を選ぶことは、
「おいしいから」「健康のため」「自分の安心安全のため」
だったかもしれないけど、
これからはもう一歩すすんで、
農薬や化学肥料を使わないことで農地や水を汚さない、
生産者の健康を守る、
国内の農業を支援することを理解して
問題の解決に結びつくような行動を起こす。
石けんを使うのは、今までは
「からだにやさしい」「汚れ落ちがいい」からだったけれど、
これからは、生分解が早く環境を汚さない、
原材料の生産のために森林破壊をしない、
などの観点で商品を選んでいく。
そんなふうに
意識をもう一歩社会に広げる考え方がエシカルです。
いいものを安く買うのが今までの賢い買い物でしたが、
開発途上国の立場の弱い生産者から
不当に安い価格で買いたたいて
原材料を仕入れたり、劣悪な労働条件による健康被害や
児童労働などの上に、その「安さ」があることを知ることが、
これからのわたしたちの本来の「賢さ」です。
「買い物は投票」です。
わたしたちが何を選ぶか(買うか)によって、社会は良いほうにも悪いほうにも変わります。
エシカルは、生活のなかのひとつひとつの行動の選択です。
そしてその行動の先に
「命」があることを感じてほしいと思います。
作る人、運ぶ人、
原材料を育てる土、水、海、空気、太陽、微生物。
ひとつの買い物の中にたくさんの命がある。
それらによって生かされていることに
気づきながら、日々暮らしていければと思います。