●品種の特徴
赤系ぶどうの中ではとてつもなく粒が巨大なのが特徴です。
ジベレリン処理と摘粒で1粒20gになることもあります。粒がギューギューです。肉質、食感とも良好で人気が高いです。実際に食べてみた感想は、意外と甘みが強く、でもあっさりとしています。ちょっとブドウの渋みは残りますが嫌な感じはなく、巨峰よりもさっぱりしていて好きです。
旧ソ連の『ゴルバチョフ氏』の愛称からつけられたそうです。なぜか、かっこ良く思えます。
ジベレリン処理で種無しにできます。ジベレリン後の着色はまぁまぁです。
ぶどうは全般に暑さ寒さ、乾燥に強く、北海道から九州まで栽培できます。水はけが良く、通気性の良い土を好み、土質は選びません。
棚仕立てが一般的ですが、フェンス仕立てやあんどん仕立てなど工夫次第で小さな場所でも楽しめます。棚仕立てで広く育てると1本の苗木で300房以上の収穫も可能です。手間をかければいい果実ができ、おなか一杯の収穫が待っています。
欧米雑種4倍体。ぶどうの4倍体は日本の高温多雨多湿の気候に適した品種群です。
学名:Vitis spp. ブドウ科 ブドウ属
別名:ごるびー