MIWA U9シリンダー詳細説明 ドアの側面(カンヌキが出る面)にBHもしくはLDと刻印があることを確認して下さい。本製品は、BH用交換シリンダーとなっております。 強風の時などドアが不安定状態で交換作業されますと大けがに結びつく恐れがありますので、絶対になさらないで下さい。 ドアは使用している間に徐々に傾いてきています。 扉の側面の板を外します(カンヌキが出る側) 上下のビスがはずれましたら板を取って下さい。 板を外しますとこの様な状態となります。 錠前本体の真ん中近くのネジだけを反時計回しに回して下さい。 ネジが緩みましたら、現在使用しているキーを差し込みます。 シリンダー本体のみを時計回しに回し、MIWAの文字が向かい合わない状態で止まりましたら、シリンダーを少し半時計回しに回して、左写真の様にMIWAの文字が向き合う状態にします。 次に扉の側面に板を取り付けます。 ここでもう一度動作確認して下さい。
■大規模なキープランが可能
タンブラーは9列9枚で4段変化のものを使用していますのでカギ違いの数は、150,994,944通りにもなり、
各種キープランに対応可能です。ますます複雑、大規模になって行く、建物のキープランも、余裕をもって対応できます。
■優れた耐久性
タンブラーはリン青銅製ですので、耐摩耗性に優れ、シリンダー寿命がさらに向上しました。
■優れた防犯性
安全性に優れたロータリータンブラーに加え、タンブラーが9枚、キーの切り込み深さが4段変化となり、
耐ピッキング性能は、一段と向上しています。
原理
(1)キーを抜きとった状態では図ー1に示すように、ロッキングバーがスプリングによって外筒の溝に押しつけられています。また、タンブラーはタンブラーバネによって矢印の方向へ押されています。この状態で内筒を回転させようとしても、(タンブラーの切欠がロッキングバーの上方にないため)タンブラーに阻まれて、ロッキングバーは上方へ上がることができず、内筒を回転させることができません。
(2)標準の子カギ(合カギ)を差し込むと、タンブラーはキーのきざみによって押され、切欠がロッキングバーの上方にくるまで回転、整列します。この状態で内筒を回転させようとすると、溝とロッキングバーとのテーパーによって、スプリングに抗してロッキングバーが上方に押し上げられ、内筒を回転させることができます。
MIWA・美和ロック U9シリンダー G1詳細説明
美和ロックU9内部スケルトンイメージ画像
美和ロックU9キー形状
美和ロック U9性能表示
性能表示の解説
MIWA・美和ロック BH(DZ)鍵交換方法
作業終了まで半開きで固定できるように工夫して下さい。
作業途中でドアが閉まってしまうと入室できなくなります。ドアストッパーなどでしっかり固定して動かない状態にしてから交換作業されることをお勧め致します。
今まで扉の動き・鍵のしまり方がおかしいようでしたら、チョウバンのネジをドライバーで締め直して下さい。
※この際、扉に指を挟まないよう細心の注意を払って作業して下さい。
適正なプラスドライバー(#2ドライバー)を使用して、ネジの頭に直角にあてて強めに押しながら慎重にはずして下さい。
(使用状況によってはネジが大変はずれにくいことがあります。)
※外したネジは専用の特殊ネジなので絶対に紛失しないようはで下さい。
ネジは再度使用しますので、ネジの頭をつぶさないよう気を付けて外して下さい。
板を取る場合は、床に板を落としても傷つけない様に十分注意して下さい。
カンヌキを出たままにしておくのも一つの手です。
(3箇所ネジが見えますが、上下のネジは絶対にはずさないようにしてください。交換シリンダーの作業には、必要ありません。)
錠前本体の真ん中にあるカンヌキの真下のネジだけゆるめます。
このネジは外れませんのでストップする所まで緩めます。
(キーを差し込まなくても外せるタイプもあります。)
シリンダー全体をしっかりつかみ反時計回りに、外れるまで回して下さい。
この時、室内側のツマミ(サムターン)には一切触れないで下さい。
お買い求め頂いた交換用シリンダーを取り出します。先ほどまで説明致しました逆の手順で取り付けることが出来ます。
左写真のようにシリンダーにカギを差し込み、シリンダーとカギのMIWAの文字が向かい合い上を向くような状態にして持って下さい。この方法でしか正しく取り付けることが出来ません。
このMIWAの文字が向かい合い上を向いた状態のまま先ほど取り外したシリンダーの穴に装着します。
次に、カギをそのまま上を向く状態にしたままシリンダーのみを時計回しに回します。
この時「カクッ」としたアタリがあります。
あとは、シリンダーを固定する為、ビスを時計回しに止まるまで締めます。
この時ネジの頭が面から出ていないことが必要です。
出ていると最後の銀色の板が取り付けられません。
ここでキーをひねってみてください。
扉の側面のカンヌキが出入りするか・固くないか・キーが抜けるか・キーの抜け位置が水平であるかを確認してください。 正常に動かない場合は、以下が原因の可能性が高いので参照してください。
・キーが一緒に少しでも回ってしまった。(MIWAキーの文字は、シリンダー取付の際に常に上を向きます。)
・室内側のツマミ(サムターン)を少しでも回してしまった。(MIWAの文字は常に上を向いています。)
・キーが抜けない(シリンダーのMIWAの文字が真上にきていない。)
・シリンダーの種類が違う。
板を取り外した部分にあてがいビスを時計回しに回します。
この時の注意として、ビスは一度に全て締め込まず、交互に少しずつ締め込んで下さい。
この時、板が浮いているようでしたらシリンダーを固定したビスが浮いている可能性がありますので調整して下さい。
・ロック時、非ロック時にキーの抜き差しが出来ましたか?
カンヌキが出たり入ったりしますか?
ノブ(レバー)は正常に動きますか?
問題ないようでしたら完成です。
「定番を超える定番」を生み出すこと、
それが2022年秋冬のテーマです。
未来に向けて帽子づくりを見つめ直します。