LR 3 MBP等、幾つかの充電時の最大電力が90w Overとなる機器で試してみましたが、100wはおろか60wや45w出力もおぼつかない状態でした。充電時はバッテリーが空~50%程度までが最大負荷で充電できる認識でいる為、動作確認に使用した機器は何れも動画再生放置→バッテリー低下でシャットダウンしたものを使用し、ワットチェッカーを使用して充電時の消費電力を調べました。各機器の純正ケーブルや、ベルキン等ある程度信頼のおけるケーブルを使用した際には、概ね額面通りの充電が可能でしたが、本製品は瞬間上限を指し示すことはあっても、1桁w~20w程度(まれに一瞬だけ60w等高めの値を示すことはあります)で小刻みに変動するだけで、充分な充電速度が得られませんでした。他方、Androidスマホなど、20-30w程度のものは純正ケーブルなどと比較してもさほど気になる挙動はしないため、せめてそちらの用途に転用して無駄にしない、くらいしか使い道がありません。個体差の可能性は否定できませんが、わざわざ交換手続きを検討するほど高価なものでもないので、諦めるしかないですね。製品のうたい文句通りであれば、PD100w充電が可能かつ簡易ワットチェッカーにもなるグッドな製品だと思いますが、現状手元に届いた現物を試した限りでは、とても人に勧められるものではありませんでした。