岡ちゃん 4 今までエレクターを使用したDIYフレームでGTForceProを使っていたのですが、G29に買い替えた所、ペダルが位置的にも強度的にも合わなくなり、こちらを購入しました。取り付けたシートは車用のレカロSR-3となります。・フレーム組み立て部品精度もそれなりに出ているようで、難易度の高い部分も特に無く、ネジも余るぐらい入っていました。・ステアリングコントローラー、ペダル、シフター取り付け特に問題もなく取り付け出来ましたが、取り付けで使用するM6ネジはワッシャーが付いていないので、自分で別に用意しました。・シート取り付け説明には> 市場上のほとんどのシートは互換性があります。とありますが、少なくともSR3とはネジ穴位置は合いませんでした。SR3は4~6箇所をM6ネジで固定するのですが、フレーム側の4箇所のネジ穴と、シート側のネジ穴の前後方向の位置が合わないため、シートの前方のネジ穴2つか、後方のネジ穴2つかのどちらかで止めることを選択する必要があります。ただし、車に取り付ける訳ではないので、ネジはシート前方側を締めれば問題無いかもしれません。・フレーム剛性ステアリング台下部のノブボルトの箇所をキャップボルトに変更し、ステアリング台で使用されているボルト・ナットを高トルクで締めたら、前後方向のガタは大分少なくなりました。ただし横方向の剛性はあまり無く、シフターのフレームがステアリングコントローラーの取り付けフレームと一緒なので、素早いシフト操作をすると、シフト操作の度にステアリングが横に揺れてしまいます。・ドライビングポジション調整調整箇所は、① シート高 ② シート前後距離 ③ ペダル取付角度 ④ ペダル取り付け前後距離 ⑤ ステアリング角度 ⑥ ステアリング高さ・距離(連動)と豊富ですが、②と⑥以外は取り付けボルトの着脱が必要ですし、④はペダルマウントの裏側からネジ留め位置を変更する必要があるので、調整は結構大変。この商品のポジション調整で一番厄介なのが②と⑥になります。②の調整はシートフレーム部分を浮かせて、ステアリング・ペダル部分のフレームと、シートフレームとの間に刺さっている前後距離調節用の角パイプ押し込んだり引き出したりする必要があるため、単純に重く微調整が大変なのと、調整用の角パイプの長さがあまり無いため、距離を伸ばそうとすると角パイプが抜けてしまうという事態が発生します。⑥の調整はフレームに挿したステアリング台の角パイプを伸ばすことで高さと前後距離を調整しますが、高さと前後距離は連動してしまい、別々に調整することが出来ないので、高さはちょうど良いけどステアリングをもうちょっと手前にしたいと言ったことが出来ません。・その他付属のゴム足はたしかにグリップしますが、フローリングだとゴム跡が付いてしまうので、下にマット等を引いた方が良いです。・総評これでAssettoCorsaやProject CARS2やSpinTires、ちょっと古いけど挙動が好きなTest Drive®: Ferrari Racing Legendsなどをプレイしていますが、なかなか快適です。これで16000円ほどなら悪くないのでは無いでしょうか。なおシートのネジ穴が合わない部分の対策について、自分はシートレールを入手することで解決しました。調整も楽になるのでシートレールはあったほうが良いです。