Shingo Mas 5 漂白されたサドルからオイル漬けに変更。ベルトサンダーと糸鋸などが無いと加工が少々大変なほどの硬度でした。その分、音質は硬質がガーンという響きが強く出ました。加工の段階を画像にしてきましたので参考に。幅を合わせてカット、厚みを研磨してサドルポケットに入るようにします。ピッチが合うように頂点位置をサドルに書き込みサドルの山を形成します。この作業は先についてるサドルの形状を参考にしながらチューナーを使って精密にしておく必要があります。弦高を上げる場合、弦の押し込み量が増えますのでピッチはあがります。その場合はサドルのピークを後ろにずらす(弦長を長くする)、弦高を下げる場合はその逆です。どの程度変更するかはギター一本一本によって違いますので経験を積むのみです。今回のサドルはとても品質が良く、音質も良くなりました。また購入したいと思いました。