AXA 4 JLH2003を蛇の目基盤を使って組み立てたClassAアンプの放熱用に、パワートランジスタがTO3の為アルミのアングルを使っていますが、ヒートシンクに取り付ける際に接触面積が大きいので安直に熱伝導テープで大丈夫だろうとタカをくくって張り付けてみましたが温度差が10℃以上と、見事に期待を裏切られ、満足のいく結果が出なかったため、アングルに本品を塗ってネジ止めしたところヒートシンクとアングルの温度差がほとんど無くなりました。最初に貼った熱伝導テープも、アングルとヒートシンクに穴あけするときの仮固定として役に立ったことは言うまでの有りません。この手のアンプの放熱については手抜きは出来ないことを思い知らされました。ケースが大きめの為ヒートシンクに触ってもほんの少し暖かい程度で、この分なら夏場も問題ないと思います。おかげでアイドリング電流を1A近くまで上げることが出来、パワーもノンクリップで30W~40W位出るようになり、いいことずくめです。