あいの風とやま鉄道は2015年3月14日の北陸新幹線の金沢延伸と同時に、並行在来線富山県内区間を継承して開業しました。JR西日本より413系5編成15両が譲渡されました。2016年には1編成がラッピング塗装、トイレの洋式化など簡易改造を施され「とやま絵巻」として登場しました。各種イベントにあわせて運行されるほか、朝夕をを中心に通常の列車としても運行されています。えちごトキめき鉄道では2021年3月、JR西日本より413系3両編成1本とクハ455-701を購入しました。往年の国鉄車両の雰囲気を楽しめるように、車体塗色変更や一部座席へのテーブル設置、保安装置の変更などの改造が行われました。組成はクハ412-6とクハ455-701を交換した3両編成で、余剰となったクハ412-6は営業運転開始に先駆けて直江津運転センターに新設された「直江津D51レールパーク」での保存展示が開始されました。同年7月より日本海ひすいラインの急行列車や妙高はねうまラインの快速列車として運行されています。