ユダ 5 レオパを飼うにあたり、たくさんの爬虫類飼育経験のある知人、計3名に意見を聞き、そしてこの商品を選びました。【暖突】まず、暖突を設置することはできます。本体上部の蓋は金属の網でできているので、そこに暖突のネジを差し込むことでちゃんと固定することができます。(やや金網の元の穴を広げるような感じになります)【天井の高さ】次に、30 x 30 x 30 のキューブ型の商品と違って、こちらは天井が低いのですが、それで不都合は発生していません。暖突を付けると一層天井は低くなりますが、暖突は直接触れてもやけどしない仕組みになっているので(もちろん長時間触れ続けたらダメだと思いますが)爬虫類が怪我をすることはありません。むしろ天井が低いことにより暖突の効果がちゃんと地表にまで及び、ケージの中の温度が最適なものに保たれます。【ソイル】床に敷き詰めるためのソイル(土を固めたようなもの)が付属しています。「誤飲の危険がある」「結局キッチンペーパーが良い」という意見がネットであって不安だったのですが、現状問題はありません。まず、直接の誤飲はありません。少なくともウチでお迎えしたレオパは床に敷いてあるソイルを食べようとはしませんんでした。また、エサにソイルが付着してしまって、結果として誤食してしまいそうになることはありますが、見ていると器用にソイルだけ舌で口の外へと捨てていました。もちろんまったく一粒たりとも誤飲していない! とは言い切れませんが、本人の経験に問題があるようには感じません。また良い点としてトイレの管理があります。糞をしたら、ちょっとのソイルごとスプーンですくって捨てれればそれだけで済みます。唯一気をつけなければならない点として、定期的なメンテナンスが不要なわけではないという点でしょうか?キッチンペーパーならば交換するのがより楽ですし、汚れもすごく分かりやすいです。真っ白なキッチンペーパーよりは、ソイルは汚れが見えないので、よく気をつける必要はあるかもしれません。【温度計】温度計も付属しています。もちろんちゃんと使えます。ですが、レオパは湿度も大切です(砂漠に住んではいるものの、レオパが居るのは木や岩の下の湿った場所なので湿度は大切。湿度が低いと脱皮に失敗する)よって、湿度管理の必要がある爬虫類を飼う場合は湿度計も一緒になったものを買い、変更した方が良いでしょう。【パネルヒーター】パネルヒーターは必要十分の活躍をしてくれます。しかし、パネルヒーターの役割は、あくまでケージの中に「あったかい地面」のポイントを作り出すということですので、爬虫類を飼う場合は、前述の暖突を設置するか、エアコンを24時間掛けっぱなしにして、ケージそのものの温度をその爬虫類に適切な温度に保つ必要があるでしょう。パネルヒーターだけあれば完璧! ――ではないのでお気をつけください。【ウェットシェルター】ウェットシェルターという、上部のくぼみに水をいれておくことで、シェルター内の湿度を上げることのできるシェルターが付属しています。スドーという会社のものが有名ですが、それと比べるとこちらのものはデザインが良くて、ゲージの中をまるで自然の光景のように保つことができているのでとても気に入っています。またこのシェルターは床があるタイプなので、そこは注意してください。爬虫類等をどうしても強制的に移動させたいと言う時、床がないタイプのシェルターなら、シェルターを持ち上げて本人を無理やり掴むこともできます。しかし、床があるタイプだと本人を取り出すのに少し苦労するかもしれません。また上部の水が入る部分がやや浅いです。全身水に浸かるのが好きなレオパとかの場合は、別に何か用意してあげても良いかもしれません。【他に必要なもの】セットと言っていますが、それぞれの爬虫類によって必要なものは異なりますので、このセット以外に買い足す必要があるものもあります。例えば、前述した暖突?エサを上げるピンセット?トイレを掃除するスプーン?湿度を保つための霧吹き?必要だと思うなら、たまに点ける用のLEDラインライト?そしてもちろんエサ。色々と言いましたが、この商品を買ったことはとても良いことでした。すごく満足しています。やはり前面に邪魔なものがなくて、透明度も高いケージは素晴らしいです!